公演に入る頻度がバグった話

 

私は一応都内の端に住んでおりまして、

まあ大体の都内の劇場には1時間~2時間以内で通える範囲です。

 

平日も退社後にダッシュで向かえば開演時間に間に合う就業状況だったので

平日も取れるところはチケット取って通ってました。

 

都内に在住・在勤しているので環境は恵まれていると思います。

なので以前からあった私なりの観劇ルールは「都内の公演なら多ステOKだけど、遠征はしない」というものでした。

 

本当に推しや観劇が大好きで、全国どこでも飛んで行っている人には足を向けて寝られませんが…。

私は本当にしがないOLなので、収入もたいしたことがなく、遠征なんてしたら生活が立ち行かなくなるのは目に見えています。

なのでマイルールはあくまで東京公演だけ!

その中でも全公演のうちの半分から3割くらい行けたらいいかな、と思っていました。

 

さて、以前に下げたエントリにも書いたのですが

当時連番していた友人にチケット取りで利用され+出し抜かれ+初日にLINEで席自慢をされるというコンボをくらったので連盟は崩壊し、

基本が一人参戦のオタクに変化しました。

 

元々友人と連番していた時期も絶対に一人観劇の時間が必要なタイプのオタクではありました。

人と一緒に観劇するのも楽しいんですけど、毎回だとどうしても気を遣ってしまって…。

終わってからすぐ感想を言い合えるのは楽しいんですけどね。

観劇の時にだけ会う関係より仲が深まってしまうと、観劇の話だけを延々続けることもなんとなくはばかられて

ところどころ普通の女子会みたいになってしまうのが、楽しい反面疲れる理由でもありました。

 

観劇は基本私一人の世界だと思いますし、

一人で行くと(周囲の観客が大ハズレでない限り)舞台と私の1対1の非日常を思い切り楽しめるから

正直一人の方が性に合ってるなと気づいて以来、連番の合間合間に一人観劇を挟むようになりました。

 

お手洗いの列でマシンガン女子トークに囲まれたり、

悪気はないのかもしれないけど集団で気が大きくなっている女子に化粧直しの鏡越しに顔を覗き込まれたりと

違ったストレスは多少ありますが…笑

何よりも観劇に没頭できることが楽しすぎて、どんどん一人でチケットを取るようになっていました。

 

そんな最中全くの一人観劇スタイルに変化せざるを得なくなったのですが

元々それなりに一人で入っていたこともあって、これが思いのほか楽しすぎて

先般の凱旋公演は一人で全通するに至りました。

 

 

そう、全通…。

 

冒頭で3割~半分とか抜かしてたのに…。

 

 

そもそも公演に入る回数がバグったきっかけは、このブログを書くきっかけにもなった推し代の卒業でした。

私は長年この舞台を観てきて、その中でも彼らが一番全員大好きで大好きで!

 

私、みんなが仲良しなのが好きなんです。

推し一人が好きっていう気持ちももちろんありますけど、

それ以上にチームのみんながいい子で、笑顔で、お互いを想いあっているのを見ると泣けてきちゃうくらい愛おしい。

だってみんな元々は知らない人同士だったんだよ。

なのに今は家族なんだって。

それだけの絆を作ってきたんだって。

卒業してからも彼らはただの友達としてじゃない、当たり前に想いあえる家族のような絆を垣間見せてくれて

本当にこの子達が大好きでよかった、私の誇りだって何度思ったかわかりません。

 

推し代は本当にみんなが大人で真面目で性格が穏やかで優しくて素直で可愛くて…。

(何回言うんだって感じですが)

長年観てますが、こうしてチームのどの子を切り取っても大好きって思える代に出会えることはもう二度とないとわかってます。*1

 

そんな大好きな彼らが卒業すると発表されたその日(しかもファンクラブ先行後)

「もう彼らに会えなくなっちゃう」という悲しみと

「最後の本公演なのにチケットがこれだけしかない!」

「もう無理だ生きる理由がない死んでしまいたい」という絶望で

会社の近くのカフェでさめざめと泣いたのを覚えています。

この世の終わりかって。

 

 

そしてその時に私は何が何でも全通する、という強い意思を持った。

 

 

もう半分入れればいいとか言えないと思いました。

何が何でも全通するんだと思い、死ぬ思いでチケットを集めまくりました。

もうこの公演が終わったら死んでもいい、可能な限り1秒でも多くあの子達を観たいという一心でした。

 

元々そのときは全公演の半分以上チケットを持っていたこともあり、

最終的に運や人に恵まれチケットは何とか集まって、凱旋公演は全通することができました。

 

全通って…なんていいものなんだろう…

その時にそう実感しました。

 

舞台は生ものだとよく言いますけど、全通してみてその言葉を噛み締めました。

本当に彼らは舞台上で生きているんだと、この一瞬一瞬の輝きは命を削っている、そのかけらなんだと身に染みて感じました。

 

だから本当になお愛おしくて…。

日々全力で生きている彼ら、その中での微細な変化や進化。

うっすら感じ取っていたそれが、全通によって公演がまるで生活の一部になることでありありと感じ取れるようになりました。

同じ演目だけど毎日絶対に違う、だってみんなは生きてるから!

ああこの一瞬一瞬、私の脳が全てを忘れなくなったらいいのに!と毎日泣きながら思いました。

 

そんなわけで一人全通はノンストレスな上に、これ以上ないくらいにお芝居に没頭でき、演者の創意工夫も細かく実感できるし*2

私にとっては本来の観劇の楽しみを3倍くらいに増やしてくれる良さがありました。

 

知らなければきっとこれまで通り半分くらい入れたらいいなぁ~と思って過ごしていたのだと思いますが

知ってしまうと新たな価値基準が生まれてしまいました。

かといって冒頭にもある通りお金があるわけではないオタクなので、

常に全通なんてむりだな。行けるところだけで良しと思おう!と思っていた矢先の推しの新しい仕事。

 

これがとにかくチケットが売れてない!!私が代わりに死にそうになってしまうくらいに!!

私「とりあえず全日程応募して取れたところだけ行こう」→イープラ「全部チケットをご用意しました^^」→譲渡ではけない(人気なさ過ぎ)→全通

という悲しくも不本意な経緯で全通が確定しました。

これほんとなんでなの?

確かに意味不明舞台だとは思うけど、旬な人多いのにね…。

ファンサ舞台じゃないっぽいからかなぁ…。

もう何でもいいから客席埋めてあげて欲しい。脚本をファンサ舞台に書き換えてくれてもいい!

ガラガラの客席なんてキャストがかわいそう過ぎる。勝手に病む!

 

腹をくくってこれは全通します。

私なんかの力は微力だけど、せめて一つでも多く客席埋めなきゃという使命感に駆られてます。

全通するほどの内容があるのか知らんけどなあ!?(暴言)

 

そしてその次の舞台、

これも取れるところだけ…って思ってたのに

気づいたら血眼で譲渡を探してて、今現在ほぼ全通のチケット持ってます。

 

も~さ、こういう違法な手を使わなくてもチケットがそこそこ取れる規模の舞台って困る!!

ひと頑張りすれば全通分のチケットが手に入りそうってくらいだと、自分の頑張りの止め時がわからない。

それなら少しがんばっちゃって全通しようかな?ってぐらついちゃうもん。

 

本当はゆるおたになりたいのに…って気持ちと

金は後からでも稼げる!推しは今しか観れない!ってバグった気持ちがいつも相反しててチケット取りの度に悩んでます。

 

このバグを直すにはどうしたらいいの?

結局推し以外の趣味がないとダメなのかなぁ!!?泣

よく彼氏ができて、とか結婚して、って機会で降りたり頻度下げられる人も見るけど

私は恋愛でも結婚でも趣味への比重は変わらなかったから本当に絶望的なオタクだ…。

 

今年の七夕の願いは「楽しいゆるおたになれますように」にしよう。 

  

 

*1:ちなみにまだ卒業に際してのブログは書けてません。書いたら自分の中で現実になっちゃいそうで・・・。

次代の子達を生で観たその日、私の中のあの子達は本当にいなくなっちゃうのかな。

思い出はきっとずっと忘れないんですけどね。

*2:何気にこの期間に限ればキャストに顔を覚えられていた感があったのも楽しかった。

やっぱり彼らも流石に毎日見かけると覚えるものなんですね。

毎日お見送りがあったので、たまたま同じキャストに連チャンすると「あっ!」って気づいてくれたりして…。

可愛かったなぁ…。いい思い出です。